2018年04月21日

2018年4月1日 緩和ケアでのアロマセラピー〜ホスピスボランティア講習会〜

2018年4月1日(日)
緩和ケアでのアロマセラピー
〜ホスピスボランティア講習会〜 を開催しました。

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現在、緩和ケア病棟でのアロマボランティアを行なって
下さっている方に研修としてご参加いただいたり
これから、緩和ケアでのボランティアを考えている方に
知識や心構え、技術の確認をしていただくために
ご参加いただきました。


内容としては
1.ターミナルケア・ホスピス・緩和ケアとは
2.緩和ケアでのアロマセラピーの目的と注意点
3.症状別のアロマケア
4.今後の緩和ケアでのアロマの課題          
5.ボランティアに求められること・できること

という流れでお話しさせていただきました。

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緩和ケアでは、スピリチュアルペイン
ということにも触れます。
人生や魂の苦悩とでもいう、
言葉にできない痛みに対して
アロマセラピーの香りとタッチは、
ひと時の清涼剤のように
とても大きな役割を果たします。

精神的苦痛の要因には、
病気についての知識・情報の不足や不安
疼痛などの身体的苦痛や死への不安や恐怖
これまでの個人的、社会的生活の喪失や
プライドの喪失や孤独感
残される家族への心配
治療や入院生活を送る上での権限がないという無力感
などがあります。

それらへのケアとして
誠意と共感をもって、背景にある感情を汲み取り
傾聴していくことや
これまでの活動や技能、誇りについて耳を傾け
それらの敬意を言葉にしたり
笑顔で接し、明日への希望を支えること。

アロマセラピストが行なうアロマオイルの
トリートメントは、植物油が皮膚の角質層の
水分を蒸発しないようにガードして皮膚の
再生を促します。
なでる、さするの動作をスムーズに負担なく
行ない、温かでなめらかな連続したタッチング
が副交感神経を優位にし、リラクゼーション
となり、ストレスの軽減効果や、絆ホルモンと
呼ばれる「オキシトシン」の分泌を高めます。


体の弱っている時には、スクールで学んだ
腹臥位の施術はできませんから、側臥位
でのトリートメント法や、着衣のままでの
トリートメント法の実技のデモを行い
それぞれの技術を体験し確認できたので
大変好評でした。


緩和ケアでのアロマセラピーでは
言語と非言語のコミュニケーションをはかりながら
その方の症状の苦痛や精神的な苦悩を少しでも
軽減できるように、不安を和らげ
その方の人生を尊重して寄り添うこと。

アロマセラピストとして何ができるか
どんなアロマセラピーをしたいのか
今後のアロマの夢や希望につながればと思っています。

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関西アロマセラピスト・フォーラムでは、西宮と京都の
2か所の緩和ケア病棟でアロマセラピーを行っています。

アロマを受けられる患者様との信頼関係を結ぶだけ
でなく、施設との連携や予約管理、材料調達などの
調整や、施設スタッフからの信頼を得ることなど
アロマの施術以外のことにも目を向けなくてはなりません。

アロマセラピストの実践力を養うボランティア活動が
アロマセラピーを広く知ってもらうきっかけとなり
皆さまと共に成長していける場となることを願っています。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

今後も、アロマセラピストの未来を広げる
ボランティア活動を支えてくださいますよう
よろしくお願いいたします。

posted by KAF at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | KAF講座

3月、4月のグランポルト宝塚でのアロマボランティア

高齢者施設でのハンドマッサージ・ボランティア

2014年7月から始まった、「グランポルト宝塚」での
月に一度のハンドマッサージ・ボランティアでは
3月17日 39回目
4月14日 40回目を開催しました。

3月は、KAFスタッフの小学生の娘さんが来られ
入居者さんたちに「かわいい子だね〜」と
孫を見るような目でとっても喜んでいただきました。

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入居されている高齢者さんからみたら
私たちは、時々やってくる話し相手になります。

昔一番楽しかったことや好きだったこと
戦時中や戦後の苦労話し
どんなお仕事や趣味をお持ちだったのか
旅行の話しや
老いや、からだの不調のことまで
いろんなお話を聴かせていただきます。

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子どもの姿を見ることで、思い出話しも広がり
話題のよいきっかけにもなっています。

「○○ちゃん、一緒に来てくれて、
話し相手になってくれてありがとうね〜」


4名のアロマセラピストで、14名の入居者さんと
2名のスタッフに行いました。

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40回目となる4月には、
開始当時からお手伝いいただいている
アロマセラピストさんに、久しぶりにご参加いただきました。

4名で、18名の入居者さんに行いました。

短時間のハンドマッサージのボランティアといえども、
ハンドマッサージ前後に気づいたことや
どんな様子だったのか、記録をつけてもらっています。

これはアロマセラピストとしての観察力や実践力
その場で対面した相手にどんな対応をしていくのか
応用力を高めるのにも役立っていくと思っています。

久しぶりに来られても、その記録を見れば、
アロマセラピストがどの様な思いで
お相手の方に向き合っているのか
その視点の持ち方から
何を大切に行っているのかが分かります。

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このボランティアを初めたころとは違って、
車椅子の方も増えてきましたし
毎回、「こんな気持ちいい事はしてもらったことない」
と覚えてない方も増えてきましたが
それでも、私たちはその方たちの皮膚の状態や
体の変化や、
その方が大切にしてきた物語りを覚えています。

そんな貴重な経験を踏まえて、私たちも得ることが多く
成長できていることを実感できます。

今、目の前にいる方にとって、
ほっと安心してもらえるように願って
勇気づけになるような会話やリラックスの時間を提供し
癒しのコミュニケ―ションの場となるよう
私たちのボランティアの場が、
癒しと学びあいの空間となっていますように。

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見学ご希望の方へ
最近は、継続してお手伝いいただけるアロマセラピストが
少なくなり、見学の方への対応ができず、
また、施設側との調整もありますので、
お断りすることが続いていること、申し訳ありません。

相談につきましては、講座や、5月22日の総会などに
ご参加いただき、直接おたずねいただければと思います。

posted by KAF at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | KAF講座